登録販売者になるためには・・・

受験資格
 平成26年度試験までは高卒以上の方はドラッグストア等で1ヶ月に80時間1年以上の一般用医薬品販売の実務経験が必要でした。
 しかし、平成27年度以降は実務経験不要・学歴不問になり誰でも受験が可能となりました。
※店舗管理者(独立開業者を含む)になるためには、過去5年以内に通算して2年以上の実務経験が必要となります。
試験内容
試 験 項 目 出題数 配分時間
医薬品に共通する特性と基本的な知識 20 40分
人体の働きと医薬品 20 40分
主な医薬品とその作用 40 80分
薬事関係法規と制度 20 40分
医薬品の適正使用と安全対策 20 40分
合 計 120 240分
●試験項目ごとに35%以上、合計70%以上の正答が必須
試験
各都道府県で年に1回実施される試験に合格する。
適性
薬品に関する正しい知識をお客様にわかりやすく説明するためには、コミュニケーション能力は必要です。
登録販売者試験結果
  受験者数 合格者数 合格率
平成20年度 第1回 60,273人 41,190人 68.3%
第2回 30,754人 17,526人 57.0%
平成21年度 第1回 42,521人 20,153人 47.4%
第2回 2,267人 1,056人 46.7%
平成22年度 第1回 35,875人 17,108人 47.7%
第2回 2,977人 1,406人 47.2%
平成23年度 第1回 33,240人 15,548人 46.8%
第2回 582人 458人 78.7%
平成24年度 第1回 26,713人 11,803人 46.1%
第2回 1,322人 462人 34.9%
平成25年度 第1回 26,853人 12,658人 47.1%
第2回 1,610人 723人 44.9%
平成26年度 第1回 27,857人 11,896人 42.7%
第2回 - - -
合計 292,844人 151,987人  

特徴(1年コース)

★働きながら学べる ★完成された受験対策 ★漢方に強くなる
登録販売者養成学科 日本統合医療学園
当学園では登録販売者を目指す方々が年齢を問わず受講されています。
●学びながら現場の経験ができるデュアルシステム
 1年コースには、学校での授業とドラッグストアでの実務実習と並行して行います。そのため登録販売者の受験資格として必要な実務経験を得ることができます。また、賃金の支給があり、自分の力で学費を支払うことが可能です。 *デュアルコースは厚生労働省や文部科学省が連携して2004年に導入した「働きながら学ぶ。学びながら働く」という職業訓練制度です。座学で学んだことが、実習の実践で生かすことができ、時給という形で給与がもらえるメリットがあります。
●試験対策もしっかり
 授業の理解をより深めるために独自の教科書を用い、また受験対策のために定期的に演習や模試を行います。
●就職も安心
 有名ドラッグストア、大手デパートやコンビニエンスストアへの就職の相談や就職の斡旋を行います。
●漢方に強い登録販売者の育成
 本学園はより付加価値ある登録販売者の育成をめざすために、漢方に強い登録販売者を育成します。

登録販売者制度が発足

 薬剤師数は年々増加していますが、一般用医薬品のみを取り扱うチェーン展開しているドラッグストアや薬店等では薬剤師不足によるお客様への十分な情報提供などができないといったことが問題になっています。新たな一般用医薬品販売の専門職として「登録販売者」は大きな期待が寄せられています。

登録販売者とは・・・

薬事法の改正によって生まれた新しい国家資格
 登録販売者とは2009年から施行された改正薬事法の中で定められた医薬品販売の専門家のことです。 今まで薬剤師にしか認めていなかった一般用医薬品の販売に、新しくその一部を販売できることが登録販売者に認められました。
ほとんどの一般用医薬品の販売ができる
 登録販売者が販売できる一般用医薬品は、第二類および第三類医薬品で、一般用医薬品のほとんど(99%以上)が販売できます。 お客様からの相談があった場合に応じなければならない義務や、相談がない場合でも情報を提供していく努力をしていかなければならない努力義務も生じるなど、幅広い知識を持つ必要があります。
リスク リスク区分 対応する専門家 質問がなくても行う情報提供 相談があった
場合の応答
高い

低い
要指導医薬品 薬剤師 対面により、書面を用いた情報提供及び薬学的知見に基づく指導を義務づけ 義 務
第1類医薬品 書面を用いた情報提供を義務づけ
第2類医薬品 薬剤師又は
登録販売者
努力義務
第3類医薬品 不要(薬事法上定めなし)
・第1類医薬品(例:H2ブロッカーなどの胃腸薬)
・第2類医薬品(例:解熱鎮痛剤、かぜ薬、漢方薬)
・第3類医薬品(例:整腸薬、ビタミン含有保健薬)
薬剤師との違いは…
 薬剤師との大きな違いは、①処方箋に基づく薬の調剤が出来るか出来ないかということと、②第1類医薬品が販売出来るか出来ないかの2点になります。

登録販売者になると・・・

有名ドラッグストアに就職、独立開業も可能
 薬剤師がいなくても一般用医薬品の販売が可能となるため、資格取得後は、有名ドラッグストアや薬店、コンビニエンスストアなど、さまざまな小売業で働くことができます。また、薬剤師の資格がなくても薬店の経営ができるほか、アイデア次第では独立開業の道も開けます。
資格手当がもらえる
 公的な資格であり、医薬品販売をする際に薬剤師または登録販売者の配置が義務付けられていることから、資格手当も付きます。
不景気のなかで高い就職率
 法改正後、「登緑販売者や薬剤師が必ず店舗にいなければいけない」ことが厳守されます。そのため、一般販売業では登録販売者が必要となり、さらにコンビニエンスストアやスーパーでの需要が高まっております。今日の非正規雇用者のリストラが問題となっている中で、登録販売者になると就職が有利となります。 登録販売者養成学科 日本統合医療学園

合格体験記

日本統合医療学園に届いた多くの合格報告の中から一部をご紹介します。
体験記を読んで、試験勉強の参考にしよう!
M.S.(20代)女性 「3ヶ月日曜コース」

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